PROJECT COLUMN

           

技術紹介

2025.04.03

バイオマスフィルム|環境対応と品質を両立するインフレーション成形

包装資材にも“環境配慮”が求められる時代へ

脱炭素社会へのシフトやプラスチック資源循環促進法の施行など、環境への配慮は企業にとって欠かせない取り組みとなっています。特に包装資材には、これまで以上に環境対応型の素材が求められています。

吉野化成では、植物由来原料を使用したバイオマスフィルムを、インフレーション成形により製造しています。従来のポリエチレン・ポリプロピレンと同等の加工性・物性を持ち、CO2排出量の削減に貢献できるフィルムを、小ロットから製袋まで対応可能です。


バイオマスフィルムとは?メリットと用途

■ 特徴:

  • さとうきび由来のバイオエチレンなど、再生可能な植物資源を活用
  • カーボンニュートラル性があり、CO2排出量の削減に貢献
  • 石油由来のフィルムと同等の強度・加工性を確保
  • 印刷・シール・製袋など通常の工程に対応可能

■ 主な用途:

  • 日用品・雑貨の環境配慮型パッケージ
  • ノベルティや販促用途でのCSR訴求袋
  • 生鮮食品や業務用資材の内袋・保護袋
  • 企業のSDGs対応施策の一環としての導入

対応材質・成形仕様

■ 材質とサイズ範囲:

  • バイオマスPE(HD): 厚み 0.009mm〜0.05mm / 幅 150mm〜2000mm
  • バイオマスPE(LD): 厚み 0.02mm〜0.15mm / 幅 50mm〜1200mm
  • バイオマスPE(LL): 厚み 0.015mm〜0.15mm / 幅 150mm〜1200mm
  • バイオマスPP: 厚み 0.015mm〜0.08mm / 幅 400mm〜640mm

■ 提供形態:

  • 原反ロール(ラミネート・製袋向け)
  • 製袋加工済み(平袋、チャック袋、レジ袋等)

■ その他機能:

  • 帯電防止、防湿、遮光との組み合わせにも対応可能

バイオマスマーク認定取得済み

吉野化成の「バイオマスマスカー用フィルム」は、
一般社団法人日本有機資源協会よりバイオマスマーク認定(認定番号:230277)を取得しています。

・認定期間:2024年2月15日〜2026年2月14日
・対象製品:バイオマスマスカー用フィルム

この認定は、製品に使用されているバイオマス原料の含有量・性能・信頼性が、環境表示基準に適合していることを示すものです。お客様の環境配慮製品として安心してご活用いただけます。


5. 吉野化成の強み

■ 環境対応と品質の両立

従来製品と同等の機能を維持しながら、バイオマス素材への切り替えをサポート。企業のSDGs対応を強力にバックアップします。

■ 小ロット・試作対応

試作・OEM開発にも柔軟に対応。バイオマス率や用途に応じた最適な素材をご提案します。

■ 国内製造による安定供給

一貫生産体制により、品質の安定と短納期対応が可能です。


6. よくあるご質問(FAQ)

Q1:どれくらいのバイオマス比率ですか?
A1:製品により異なりますが、30〜90%程度で調整可能です。

Q2:バイオマスマーク付きの製品を作りたいのですが?
A2:当社では認定済み製品があります。新規製品への対応も可能です。

Q3:見た目や性能は通常のPE/PPと変わりますか?
A3:外観や風合いはほとんど変わりません。強度や加工性も一般品と同等です。

Q4:環境報告書や社内アピールで使える資料はありますか?
A4:→バイオマス比率証明、CO2削減参考値、SDSなどの資料提供が可能です。


お問い合わせ・ご相談窓口

「環境に配慮した包装材を検討している」「SDGs対応としてバイオマス袋を採用したい」など、まずはお気軽にご相談ください。